新生会
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2019/06/20

「神泉の井戸」感謝の集いを行いました

六月二〇日、「神泉の井戸感謝の集い」が神泉の碑の前に集って行われました。
 現在、水道の蛇口をひねるとすぐに水が出てきて、あたりまえのように使っていますが、新生会の事業を拡大していく中、水の確保は喫緊の課題であり、悲願でした。
 三十年前に刊行された「新生会三十年史」をふりかえると、井戸鑿井(さくせい)を行っても湧水が濁り水であったこと。節水にも限界があり、事業の一部閉鎖もやむを得ない憂慮すべき事態になっていたこと。祈る思いで百五十メートルまで掘り下げたところ、念願の清水が毎時四十屯(*全事業を充分に賄う量)が確保できるようになったことなどの経緯が綴られています。
 先達の文字通り血の滲むような労苦に感謝をしつつ、事業を継続・発展させる思いを新たにするひとときを過ごしました。